尊敬するマッスル北村

11月 21st, 2012
by admin

マッスル北村という方をご存知でしょうか? ボディビルダーで、2000年に厳しい減量トレーニング中の事故で39歳という若さで亡くなってしまった方です。

私がこの人を知ったのは、彼が亡くなったずいぶん後のことでした。偶然、ボディビルに興味がある方からその人の名前を耳にし、気になって調べたのが切欠でした。

調べて分かったこと、それは、いかに彼が純粋な人だったかということでした。そして、いかに挑戦心溢れる人だったかということでした。

彼はもともと、ボディビルダーになりたいという夢は持っていませんでしたが、若い頃から「自分の限界に挑戦したい!」という心を持っていました。

自転車に嵌り、競輪選手に憧れていた時、彼は深夜に自転車で自宅を出発すると、16時間もぶっ通しでペダルを漕ぎ続け、山の中で力尽きて倒れてしまいました。何とも馬鹿げた無謀な話ですが、助けが無ければ死んでもおかしくありませんでした。

ボクシングに興味を持った彼は、ジムに通いました。類い稀なるボクサーとしての資質があったそうなのですが、辞めてしまいました。なんでも、サンドバッグは殴れても人を殴れなかったからだとか。実に優しい心の持ち主です。

大学入試にも挑戦。現役で早稲田大学に合格するという結果を残すも、なぜか入試をしませんでした。そしてその後、尋常ではない努力によって東京大学に合格。にもかかわらず、東大も辞めてしまうという奇妙な経歴。本人曰く、大学に目的を見出せなかったようです。

そしてボディビルという自分の限界に挑戦するという性格にマッチした競技に出会った彼は、それに没頭し、日本人としては異例の大型の筋肉を身につけ、観客を驚かせたのでした。

しかし、彼の「自分の限界に挑戦したい!」という気持ちは、押さえが効かず、彼の肉体は精神についてはこれず、倒れてしまい、命を落としたのです。

マッスル北村。彼は私の尊敬し憧れる人物の一人です。彼のように死ぬまで何かに没頭できるという人生は、とても素晴らしいことだと思います。たとえ、志半ばでそれが終えてしまっても、後悔は無いはずです。きっと彼も、後悔はしていないはずです。だって、常に限界に挑戦して生きていたのですから。

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